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Characteristics

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意外と穴場、オーストラリア大学留学

オーストラリアの大学は世界のトップ100大学に6大学がランクインしているほど、教育水準が高いことで世界的に有名です。また、入学試験がなく原則書類審査のみで進学が可能なので、他の英語圏に比べて入学しやすいです。

多国籍社会で様々な国籍の人が暮らしているので留学生でも馴染みやすい環境があり、治安も比較的良いので安心して学生生活を送ることが出来ます。
日本との時差は通常時1時間、サマータイム適用中は2時間なので、日本にいる家族や友達とも連絡が取りやすいです。

オーストラリアでの大学留学のポイント

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学生でも就労が可能

通常、留学生に就労資格がない国がほとんどですが、オーストラリアでは週20時間(学校ホリデー中は無制限)就労が可能です。
平均時給も$18と日本円にして1600円なので、授業料や生活費を自分で稼ぐ学生さんもいます。
ただし、あくまでも勉強が第一優先なので、学業に影響を及ぼさない程度にしましょう。
大学卒業後、1年半~2年ほどフルタイムで就労可能な卒業生ビザが発行されるので、卒業後の進路も考えやすいです。
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世界レベルの治安の良さ

オーストラリアの治安の良さは世界的にも評価されています。
英誌『エコノミスト』の2019年に行われた世界各国の都市の安全性に関する報告書の中で、シドニーが5位、メルボルンが10位にランクインしています。
また、日本と同じく銃規制がされている国なので、安心して過ごせる環境にあります。
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大学入試は存在しない

日本とは異なりオーストラリアの大学へ進学をする際に入試はありません。それでは、合否はどのようにして決まるのかというと「最終学歴の成績」と「英語力」となります。オーストラリアでは「IELTS」という英語のテストが広く認知されており、日本で有名なTOEICや英検は英語力証明資格として受け入れられないことがありますので、予めご留意ください。大学や学部によって入学条件は異なるので、しっかり確認をしましょう。
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日本の高校を卒業しただけでは入学できない

驚かれる方も多いと思いますが、日本の高校卒業後にそのままオーストリアの大学に入学をすることはできません(少数だが一部の大学は除く)。その大きな理由としては教育制度に違いがあるためです。オーストラリアは中高一貫教育を取り入れており、オーストラリアの高校では心理学や経済学など日本の大学1・2年生が学ぶ「一般科目」を勉強します。さらに、オーストラリアの大学では1年生から専門的な分野の勉強や研究が行われるため、日本の高校を卒業しただけでは入学条件を満たしていないのです。

オーストラリアの大学の種類

国公立大学

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オーストラリアには全部で43大学ありますが、そのうち37大学は州政府が管理する国公立大学となります。名門大学8大学(Group of 8)を筆頭に大学における教育・研究水準は世界的にも高く評価されており、勉強に集中できる環境が整っています。また、ほとんどの国公立大学が総合大学なので、学べる学問は多岐にわたります。
取得できる学位の種類も豊富にあるので、選択肢が日本より充実しています。
交換留学制度も充実しており他国からの交換留学生も多く受け入れているので、様々な国籍の学生と交流することが出来ます。
こんな方におすすめ
  • 世界レベルの授業を受けたい方
  • 勉強に集中したい方
  • 様々な学問に興味がある方
  • 国際交流を盛んにしたい方
入学条件 IELTS 6.5~
取得できる学位
  • Bachelor’s degree
  • Honours Program
  • Postgraduate Certificate
  • Postgraduate Diploma
  • Master’s degree
  • PhD

私立大学

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オーストラリアは大学は国/州が管理する国立大学が主流の中、もっと学生主体で少人数制の質の高い授業を提供したいという思いで個人グループが設立したのが私立大学です。
Bond University, The University of Notre Dame Australia, Torrens University Australia の3校があります。
こんな方におすすめ
  • 学生主体の大学で学びたい方
  • 少人数制の学校で学びたい方
入学条件 IELTS 6.5~
取得できる学位
  • Bachelor’s degree
  • Honours Program
  • Postgraduate Certificate
  • Postgraduate Diploma
  • Master’s degree
  • PhD

TAFE

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TAFEとは州立の職業訓練専門学校を意味します。現地のオーストラリア人を対象とした様々な専門コースを開講しているので、90%が現地の生徒です。中には留学生を対象とした英語コースやコース修了後大学2年次への編入が可能なディプロマコースなどもあります。
コース修了後は日本、オーストラリアでの就職や大学へ編入される方など様々で、多岐にわたる選択肢を得ることが出来ます。
こんな方におすすめ
  • 就職につながる実践的な専門分野を学びたい方
  • 現地オーストラリア人と一緒に学びたい方
  • 大学編入へのパスウェイにしたい方
入学条件 IELTS 4.5~
取得できる学位
  • Certificate Ⅰ ~ Ⅳ
  • Diploma
  • Advanced Diploma
  • Bachelor’s Degree

ファウンデーションコース

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日本の高校を卒業した場合、教育制度の違いから学部に直接入学するのではなく、まずファウンデーションと呼ばれる大学付属の準備コースに進学するのが一般的です。
コースの受講期間は英語力や高校の成績によって振り分けられ、大学入学基準の成績を収めた場合、大学へ進学することが可能です。
学校によってはコース修了後、大学2年次に編入可能なディプロマコースを開講している所もあります。
こんな方におすすめ
  • 日本の高校を卒業された方
  • 英語力が足りない方
  • 大学に入学する前に英語での授業に慣れたい方
入学条件 IELTS 5.0~
取得できる学位
  • ファウンデーションコース
  • Diploma

進学方法

2種類の合格

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実は合格には2種類あり、「合格」と「条件付き合格」があります。
「合格」は特に何もなく入学が許可される場合です。「条件付き合格」とは例えば英語力が足りていない場合には「〇か月英語コースで勉強してください」であったり、学力が満たない場合には「ファウンデーションコースもしくはDiplomaコースで勉強をしてください」というように何らかの条件をクリアすることで大学への入学が許可されます。
  • 成績&英語力が入学条件を満たしている場合

  • 日本の高校を卒業→ファウンデーションコース→大学へ進学

  • 成績&英語力が入学条件を満たしている場合

  • 日本の高校を卒業→大学付属のカレッジが提供しているDiplomaコース→大学2年へ編入
    ※Diplomaコースでは大学1年生が学ぶ内容を勉強します。コース修了後には大学2年生へと編入が可能

  • 成績&英語力が入学条件を満たしている場合

  • 日本の高校を卒業→私立の専門学校やTAFEが提供しているDiplomaコース→大学2年へ編入
    ※TAFE(Technical and Further Education)は公立の職業訓練専門学校です。

  • 成績または英語力が入学条件を満たしていない場合

  • 日本の高校を卒業→英語コース(大学付属もしくは私立の語学学校)→ファウンデーションコースもしくはDiplomaコース(大学付属のカレッジもしくは私立の専門学校やTAFE)→大学へ進学(大学2年へ編入)

  • 英語力が入学条件を満たしていない場合

  • 日本の短大・専門学校を卒業→英語コース(大学付属もしくは私立の語学学校)→Diplomaコース(大学付属のカレッジもしくは私立の専門学校やTAFE)または大学へ進学(編入)
    ※日本で取得した単位がその大学に認可して単位移行してもらえる場合

    大学や学部によって入学方法は異なりますので、あくまでも参考にしてください。

出願について

出願のタイミング

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オーストラリアの大学は主に2学期制を導入しているため、入学時期としては「2月と7月」となります。ファウンデーションコースやDiplomaコースでは6月や8月を入学時期として設定していることもあります。(大学により日程は前後する可能性もあります)

※ファウンデーションコース:大学進学後に必要となるスキル(英文でのレポート作成やプレゼンテーションの方法など)を勉強するコース。日本とオーストラリアには教育制度が異なるため、日本の高校卒業後はファウンデーションコースへ進学をする方が多い。

※Diplomaコース:Diplomaコースでは大学1年生が学ぶ内容を勉強します。コース修了後には大学2年生へと編入が可能

出願をするタイミングがは大学により異なるのですが、例えば2月入学への出願の場合には、その前の3月から11月の期間に願書受付を行っております。中には定員に達していなければ出願可能な大学もありますが、留学生の場合にはビザ申請や出発までの準備をする必要があるため、遅くてもコース開始の半年前には出願をすることをオススメします。

大学出願時の提出物

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オーストラリアの大学へ出願をする際には以下の書類が必要となります。
最終学歴の修了・成績証明書は取得までに時間がかかる可能性もあるため早めに準備をしましょう。
※音楽や芸術分野の学部ではオーディションやポートフォリオ作成が求められる場合もあります。

  • 入学願書(アプリケーションフォーム)
  • 英文最終学歴の修了証明書
  • 英文最終学歴の成績証明書
  • IELTSなどの英語力証明資格

滞在方法

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学生寮

ほとんどの大学が学校付属の寮や提携している寮(外部の会社などの管理下にある)を持っているので、在学生はこれらを利用することができます。
また、寮には様々な国から集まった生徒が住んでいるので、国際交流を盛んに行うことができます。
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シェアハウス

オーストラリアは賃料が高いので、一つのアパートメントや一軒家を何人かでシェアをするのが一般的です。GumtreeやFlatmatesなどのシェアハウスを探すサイトが充実しているので、あまり苦労なく部屋を探すことができます。
部屋は実際に見学可能で、一緒にシェアをする住人の国籍や性格も事前に知ることができるので、自分に合った部屋やシェアメイトがいる環境の住居を見つけられます。


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